8月休診のご案内

8月13日(木)は、休診となります。

メンテナンスチェックは、やっぱり大切 1

7年ぶりにメンテナンスに来られた60代後半の患者さん。

事情がありメンテナンスの間隔が大きく開いてしまいました。その間「痛い」「しみる」「腫れる」「はずれる」など自覚される症状はまったくなかったそうです。

7年ぶりなので、お会いするまでいろいろ心配しましたが、なんと!ピカピカの歯でした。(一か所を除いて…)歯ぐきもピカピカ!

親知らず以外の28本すべてそろっておられて、168ヶ所(6ヶ所×28本)の歯ぐきの溝の検査でもすべて正常の3mm以下。出血もほとんどなし。

メンテナンスに来られなかった7年間、毎日欠かさずフロスを通しておられたそうです。それも完璧な方法で。

20年前に初めてお会いしたときには、むし歯の治療跡や神経を失っている歯、歯ぐきの炎症、出血もありました。このままでは、一生ちょこちょこ治療を繰り返して、大切な歯が少しずつなくなっていくことが目に見えていました。

そこでいままでの“削って詰めて完成!”そしてまた“削って詰めて完成!”の悪循環を断ち切るように、まずは徹底的に検査して現状の把握から始めました。デンタルドックを受けられたのです。

患者さんといっしょにレントゲンや写真、模型を細かく確認して、顎の関節や筋肉の状態、咬み合わせ(上下の顎の位置関係や上下の歯の接触関係など)の確認、歯の周りの組織(歯ぐきや顎の骨)の検査を細かく行いました。詳しく検査することで、いままでの悪循環の原因も見つかりました。

その経験は、この患者さんにとって初めての経験でした。いままで多くの治療を繰り返しておられましたが、一度も本当のご自分の口と向かい合うことがなかったのです。本当の状態を知る機会がなかったのです。

その後、この患者さんは正しいプラークコントロールの方法を習得され、必要な治療にも積極的に取り組まれ、清潔で咬み合わせの力のバランスがとれたお口の健康を手に入れられました。治療が終わってからも定期的にメンテナンスを受けられ、その健康を長く維持されておられました。その間、新たな治療はまったく必要ありませんでした。予防することに成功されました。この患者さんの口は生まれ変わったのです。

今回、7年のブランクがありましたが、その間に退職され、お孫さんができ、と人生での大きなイベントもありました。しかし最初に覚えていただいたプラークコントロールを毎日静かに実行されていたのです。すごいことであり、主治医としてたまらなくうれしかったです。

これからは定期的にメンテナンスを復活されることでしょう。もう安心です。おそらく生涯28本の歯は健康な状態で残ることでしょう。生涯歯で悩まれることはないでしょう。

この患者さんのように、歯周病や虫歯を予防することは、正しい手順を踏んで自分の歯に向き合うことができれば誰にでもできることなのです。

実は、今回1か所だけ問題がありましたが、今回来られたことでそれも大きな問題に発展せず解決できました。その問題にはご本人はまったく気付かれていませんでしたので、今回来られていなければあと少しで大きな問題に発展していたと思われます。長いブランクがありましたが、本当によく来られました。

今回発見されたその問題については、次回紹介いたします。

出されたお薬、どうなってますか?

病院で出されたお薬、どうなってますか?

4剤併用で命の危険 異常な薬漬けの日本人、副作用死は年10万人以上?

という記事が載っていました。

この記事では、4剤以上併用すると医学の知識が及ばない(何が起こるか予測がつかない)。非常に危険だと言っています。

最近では、お薬手帳で管理されているので、昔に比べるとこれでも改善されていると思うのですが、内科で処方されるお薬も、小さな薬袋ではなくて、スーパーのレジ袋みたいな大きな袋にいっぱい入れてもらうことも珍しくありません。こうなるとお薬を「飲む」というより「食べる」といった方が近いのでは?と思うほどです。

またこれらのお薬の多くが飲まれずに、家の中に山のように溜まっている人も少なくないようです。特に日本ではこの傾向が強いそうです。

日本の場合、健康保険で3割に、75歳から1割負担になりますから、お薬の原価意識が低いようです。医師の方もそれほど患者の経済的負担にならないのならば…と、多くの薬を処方されるのでしょう。

しかし、それらの残りの費用は健康保険料と税金です。危険、且つむちゃくちゃもったいないのでは?と考えさせられます。

 

6月休診のお知らせ

6月8日(月)は、勉強会出席のため休診いたします。

5月休診のお知らせ

5月9日(土)と30日(土)は、臨時休診いたします。

市役所前はツツジが満開

三宮の神戸市役所前は、ヒラドツツジが満開!

このヒラドツツジ、古くから長崎県の平戸市で栽培されていたのが名前の由来だそうです。

子どものころ、花を採って(ちぎって)花のおしりのところから密を吸ってた記憶があります。

山へ行けば、小ぶりのコバノミツバツツジがきれいでしょう。

最近、黄砂が多くて、今日も城山(新神戸駅の裏山)がかすんでます。

そらガーデン(神戸国際会館屋上庭園)本日オープン!

国際会館の屋上庭園 “そらガーデン”が本日オープンします。

今日はオープンにはもってこいの絶好の天気!

プロデュースを務めたのは、地元兵庫県出身のプラントハンター西畠清順氏だそうです。
樹齢500年のオリーブの木が目玉らしいです。

庭園を眺めて食事できるレストラン(TOOTH TOOTH THE DININGGARDEN)もあります。

左の写真は、診療室から見える国際会館ですが、ここからはまったくなんにも見えません。この上にステキな庭園があるのですね。

神戸花時計 植え替え終了

三宮:神戸市役所北側の花時計が昨日植え替えられました。

朝8時ごろから2時間程度かかるでしょうか。

職人さんが前のお花を全部撤去してまず更地にして、土の手入れをしてから、型枠に合わせて手作業で一つひとつ植えていきます。

その間、時計の針は止まっています。(当然ですね)(笑)

マリーゴールド(黄):650株 マリーゴールド(橙):50株 ペチュニア(白):100株 ペチュニア(青):50株 シロタエギク(白):1650株 パセリ(緑):500株 合計 3,000株

今回のデザインは、神戸まつりPRキャラクターの「元気くん」だそうです。

◆第45回神戸まつり◆
(ほぼ私の年齢ではないか…)
5月16日(日)
http://kobe-matsuri.com/
メインテーマ:緑と海そして愛
サブタイトル:神戸から ふれあう心 あふれる笑顔

PRキャラクター「元気くん」デザイン画PRキャラクター:元気くん

 

なぜ予防がスタンダードになりにくいか

 

5月号の文芸春秋に「患者が知らない医療の真実」という特集が組まれています。そこに「医学部エリートが病気を作っている」と題して次のような記事が出ていました。

この記事の趣旨は、

■健康診断は無意味、一切受ける必要はない、むしろ有害になるケースがある。
■基準値を辛くするか甘くするか、そのさじ加減で患者数が大幅に増減する。
■その検査結果の基準値の決定には科学的見地に基づいたものではなく、国の予算や製薬会社のビジネスなどが背景にあり、経済的な理由で病気を作っている。
■血圧やコレステロール値、血糖値など基準値より高いという理由で、安易に薬を使うことは危険。それらの薬は、“病気を改善する薬”ではなく、“値を下げる薬”にすぎない。
■病気を治すには、また健康を維持するには、薬ではなく、食生活や生活習慣の改善こそ本流になるべき。
予防医学と栄養学の知見を全面的に取り入れて、患者本位の医療を実現するため、根本の部分から医療界を変えていく活動を続けている。と締めくくっています。

「患者本位の医療を実現するため」と書かれていますが、現行の医療は患者本位ではないのでしょうか?ここに経済や制度優先の部分があるようです。

できるならば薬を使わず、生活習慣や食生活の改善で健康を取り戻し、維持できれば、その方がいいと思われるでしょう。ではなぜそうならないのでしょうか?

医療機関側も薬局も薬を処方することで報酬を得られます。時間もかからず、薬を飲めば数値はほぼ確実に下がるのです。生活習慣や食生活を改善させるには、指導教育する時間と人件費、そして不確実さが増します。健康保険制度は基本的に出来高払いといって、行った処置や薬に対して点数がつけられています。指導については(特に予防指導については)点数の割り当てがほとんどないと思われます。医療機関側は、地道に教育指導するよりも薬を処方する方に傾くのです。

歯科医療も同じです。予防指導を徹底させるよりも、すぐに削って詰めた方が経済効率がよい(予防の効率は悪い)のです。予防の大切さを時間をかけて理解してもらうよりも、インプラントやセラミックの白い歯の方が売りやすいのです。

むし歯や歯周病は典型的な生活習慣病であるにも関わらず、徹底した予防指導が行われず、今でも成人の80%は歯周病に罹ってると言われています。生活習慣や食生活の改善なくしてむし歯や歯周病は治りません。徹底した予防指導、教育をするには、少なくとも数時間の時間が必要でしょう。“徹底した”という部分が大切です。そのノウハウと時間に価値を認められれば、むし歯や歯周病は激減するはずです。

しかし現在でも50歳を過ぎると多くの人は歯を失い始めます。そして失ったところへインプラントや義歯、ブリッジなどを入れていきます。それもほとんどの場合、徹底した予防計画なしに行われるため、その後も歯が失われることは止まりません。

そのようなことは、本当は誰も望んでいないと思います。歯が失われず、生涯自分の歯が健康に残せることを望んでおられるはずです。

日本で予防が本当の意味でスタンダードになるように、これからも予防の大切さを伝えていきたいと思います。

 

4月休診のご案内

4月13日(月)は、臨時休診となります。

4月15日(水)は、午後も診療いたします。