神戸花時計 植え替え終了

三宮:神戸市役所北側の花時計が昨日植え替えられました。

朝8時ごろから2時間程度かかるでしょうか。

職人さんが前のお花を全部撤去してまず更地にして、土の手入れをしてから、型枠に合わせて手作業で一つひとつ植えていきます。

その間、時計の針は止まっています。(当然ですね)(笑)

マリーゴールド(黄):650株 マリーゴールド(橙):50株 ペチュニア(白):100株 ペチュニア(青):50株 シロタエギク(白):1650株 パセリ(緑):500株 合計 3,000株

今回のデザインは、神戸まつりPRキャラクターの「元気くん」だそうです。

◆第45回神戸まつり◆
(ほぼ私の年齢ではないか…)
5月16日(日)
http://kobe-matsuri.com/
メインテーマ:緑と海そして愛
サブタイトル:神戸から ふれあう心 あふれる笑顔

PRキャラクター「元気くん」デザイン画PRキャラクター:元気くん

 

なぜ予防がスタンダードになりにくいか

 

5月号の文芸春秋に「患者が知らない医療の真実」という特集が組まれています。そこに「医学部エリートが病気を作っている」と題して次のような記事が出ていました。

この記事の趣旨は、

■健康診断は無意味、一切受ける必要はない、むしろ有害になるケースがある。
■基準値を辛くするか甘くするか、そのさじ加減で患者数が大幅に増減する。
■その検査結果の基準値の決定には科学的見地に基づいたものではなく、国の予算や製薬会社のビジネスなどが背景にあり、経済的な理由で病気を作っている。
■血圧やコレステロール値、血糖値など基準値より高いという理由で、安易に薬を使うことは危険。それらの薬は、“病気を改善する薬”ではなく、“値を下げる薬”にすぎない。
■病気を治すには、また健康を維持するには、薬ではなく、食生活や生活習慣の改善こそ本流になるべき。
予防医学と栄養学の知見を全面的に取り入れて、患者本位の医療を実現するため、根本の部分から医療界を変えていく活動を続けている。と締めくくっています。

「患者本位の医療を実現するため」と書かれていますが、現行の医療は患者本位ではないのでしょうか?ここに経済や制度優先の部分があるようです。

できるならば薬を使わず、生活習慣や食生活の改善で健康を取り戻し、維持できれば、その方がいいと思われるでしょう。ではなぜそうならないのでしょうか?

医療機関側も薬局も薬を処方することで報酬を得られます。時間もかからず、薬を飲めば数値はほぼ確実に下がるのです。生活習慣や食生活を改善させるには、指導教育する時間と人件費、そして不確実さが増します。健康保険制度は基本的に出来高払いといって、行った処置や薬に対して点数がつけられています。指導については(特に予防指導については)点数の割り当てがほとんどないと思われます。医療機関側は、地道に教育指導するよりも薬を処方する方に傾くのです。

歯科医療も同じです。予防指導を徹底させるよりも、すぐに削って詰めた方が経済効率がよい(予防の効率は悪い)のです。予防の大切さを時間をかけて理解してもらうよりも、インプラントやセラミックの白い歯の方が売りやすいのです。

むし歯や歯周病は典型的な生活習慣病であるにも関わらず、徹底した予防指導が行われず、今でも成人の80%は歯周病に罹ってると言われています。生活習慣や食生活の改善なくしてむし歯や歯周病は治りません。徹底した予防指導、教育をするには、少なくとも数時間の時間が必要でしょう。“徹底した”という部分が大切です。そのノウハウと時間に価値を認められれば、むし歯や歯周病は激減するはずです。

しかし現在でも50歳を過ぎると多くの人は歯を失い始めます。そして失ったところへインプラントや義歯、ブリッジなどを入れていきます。それもほとんどの場合、徹底した予防計画なしに行われるため、その後も歯が失われることは止まりません。

そのようなことは、本当は誰も望んでいないと思います。歯が失われず、生涯自分の歯が健康に残せることを望んでおられるはずです。

日本で予防が本当の意味でスタンダードになるように、これからも予防の大切さを伝えていきたいと思います。

 

4月休診のご案内

4月13日(月)は、臨時休診となります。

4月15日(水)は、午後も診療いたします。

むし歯は、痛くないの?

むし歯は、痛くありません。

多くの人は、むし歯は痛いものと思われているようです。むし歯は、歯が溶ける病気ですが、実は歯が溶けたからといって痛くはないのです。

「いやいや、むし歯で痛くなったことがあるよ」と反論がありそうですが、歯が溶けること自体は痛みがないのです。

むし歯で痛みが起こる場合は、歯が溶けるだけではなくて、歯髄(歯の中にある、俗に神経といわれている部分)が炎症を起こしていると考えられます。エナメル質と象牙質の分厚い壁が何年もかけて歯髄近くまで溶かされ、歯髄の中に細菌が侵入すると身体の防御反応として炎症を起こします。簡単にいうと“腫れてくる”のです。硬い歯で覆われた歯髄が腫れると、腫れようとするその圧力は歯髄自身にかかってきます。歯髄の内圧がどんどん高まると、猛烈な痛みが起こって、もうどこが痛いのかさえ判らないようになる場合があります。そうなってしまうと、大切な大切な歯髄が細菌に侵されて、結果的に歯髄を失ってしまうことになります。そうなると、将来その歯自体が失われるリスクが格段に高くなってしまいます。

例えば、この虫歯。治療中の写真ですが、奥歯の真ん中少し左に黒い小さな穴が開いているのがわかります。

患者さんは、奥歯が黒くなっていることが気になっていたようですが、まったく痛みはありませんでした。

 

 

 

溶けているところをそーっと、丁寧に取っていくと、こんなに大きな穴になりました。歯が溶かされているところが染まるお薬で染めてみると…、むし歯がまだ残っています。

 

 

 

 

さらに少しずつ丁寧にむし歯を取っていくと、最終的にこんなに大きな穴になりました。これだけ溶けていたのです。最初の写真の小さな穴とはまったく違います。

もう少しで歯髄に到達します。ほとんど歯髄が透けて見えるくらいです。

でもまったく痛くもかゆくもなかったのです。冷たいものがしみることもなかったようです。

これは、ほんの一例です。

ここで私が言いたいことは、「痛くないから大丈夫!」ということない!ということです。しっかり検査してみなければわからないことがたくさんあります。

むし歯は日に日に大きくなることはあっても、自然に治ってしまうことはないのです。大切な歯を生涯大切に残したいと思われるならば、長い人生の中で一度は、是非デンタルドック(お口全体の精密検査)を受けてみましょう。そしてむし歯があるか?ないか?だけではなくて、なんで歯が溶けたのか?その原因をしっかり見つけましょう。

むし歯ができたら、その都度削って詰めるというような後追いの治療ではなくて、その原因をお口の中から一掃して、むし歯と歯周病を徹底的に予防しましょう。悪くなるのを待つ必要はないのです。

そうすれば、きっとあなたのお口の将来は良い方に変わります。

凶悪少年犯罪、親の料理を食べる習慣の少なさと因果関係か

凶悪少年犯罪、親の料理を食べる習慣の少なさと因果関係か 偏食や一人夕食も 警察調査

MSNにこのような記事が載っていました。

食事の大切さに改めて気づかされます。

食事は、栄養面だけでなく、家族で顔を合わせて話する機会ができます。家族それぞれの食欲や表情から、健康状態や機嫌の良し悪しもわかります。

「残さないように食べよう」「ちゃんと“いただきます”いいなさい」など躾(しつけ)の場面でもあります。最近は「食育」が盛んに言われていますが、大切だと思います。

おとなでも、コミュニケ―ションを取るのは“食事をしながら”ということが多いです。仕事上の接待、男女のデート、打ち上げ、その他のあらゆる会が食事をしながらです。お互いを理解し合うために食事は絶好の機会なのです。

「朝食を一人で食べる」「家以外で朝食を食べる」「夕食を一人で食べる」「家族で鍋を囲むことがない」というのが、非行少年、特に粗暴犯の大きな特徴である。また、間食では非行少年のほうがジュース類を一般少年らより多く飲んでいる。

と記事には書かれています。

小学生も高学年になって、自分でお湯が沸かせるようになるとインスタントラーメンが作れるようになります。電子レンジでチンもできます。そうなるとそのような保存食だけあれば、一人でも食事ができるようになります。家庭の事情で親の帰りが遅い場合、どうしてもそのような食事になってくることも理解できます。

しかし栄養を摂取するだけでなく、子どもには親と一緒に過ごす時間が必要なのです。

歯を失ったら、歯を入れるべきか?

歯を失ってしまったら、新しい歯(人工の歯)を入れるべきでしょうか?

答えがYES/NOの二者択一であれば、YESです。

患者さんも歯科医も歯が失われれば、すぐにそこに歯を入れることを考えがちです。

そして次には、どんな歯を入れようか?ということに思考が移ります。インプラント?ブリッジ?取り外し式の部分義歯?という風に。

違和感は?噛みやすさは?長持ちするのは?見た目は?

しかし実際はそんなに簡単ではありません。

どの方法を選んでも、必ずリスク(危険性)はあります。失われた歯を補うためには、多くの犠牲を払わなければなりません。

その犠牲を払う前に、よく考えるべきことがいくつかあります。

■そもそも、なぜその歯は失われたのでしょうか?むし歯でしょうか?歯周病でしょうか?

■もしもそうであれば、なぜむし歯や歯周病に罹ったのでしょうか?その原因は見つかりましたか?

■むし歯や歯周病の原因はなくなりましたか?

■むし歯や歯周病は治りましたか?

■それでは、これから再びむし歯や歯周病に罹る心配はありませんか?

失われた歯を補うのは、これらの問題が解決されてから行なわれるべきです。そうでなければ、せっかく犠牲を払って新しい歯ができても、これからもずっとむし歯や歯周病の治療が必要になるでしょう。そのようなことは誰も望んでおられないはずです。

しかし実際には、これらのことには目を向けず(向けられず)、次々と人工の歯が入っていくことがなんと多いことでしょう。

私どものクリニックでは、まず最初に「なぜ今回のような問題が起こったと思いますか?」と問いかけ、「歯を守るには予防が大切なのですよ」と予防の大切さのお話をして、患者さんと一緒にその問題の解決に取り組むきっかけを探します。最初のとても大切なこの場面に30分ほどの時間を使いますが、ほとんどすべての患者さんは、「そんなこといままで聞かれたことありません」「そんな話いままで聞いたことありません」と答えられます。いままで数多くの歯科治療を経験されておられる方でもです。

歯科治療って、いったい何なんでしょうか?

むし歯や歯周病は、病気なのです。歯が溶かされる病気であるむし歯が治るというのは、これから再び歯が溶けないようになることです。削って詰めることだけではありません。

歯の治療では、どのような治療であっても、治療すると元に戻せないことが多くあります。むし歯や歯周病の原因がいっぱい残っている口の中で、大切な歯を削ることや顎の骨に異物を埋め込むことがどれだけ危険なことかを是非お考えください。

歯を入れるべきか?二者択一で簡単に決定できるものではないことがお解かりいただけたでしょうか?

治療を進める前に一度立ち止まって、歯や歯ぐき、歯を支えている顎の骨、顎の関節や筋肉、咬み合わせ、そして毎日のお手入れの習慣や口から入ってくる食べ物や飲み物も含め、お口全体を一度徹底的に検査してもらいましょう。歯を失う前であっても、失われた後であっても、まずは口の中でいったい何が起こっているのか?本当はどうなっているのか?を正しく知る経験がとても大切です。

歯を入れる前に、病気の原因をなくして、むし歯や歯周病を根絶させましょう。

その上に綿密に設計された人工の歯を作って、お口の本当の健康を取り戻しましょう!

歯を取り戻した後は、せっかく犠牲を払って取り戻した歯です、再び問題を起こすことがないよう歯科医や歯科衛生士としっかりタッグを組んで、できるだけ長く、できれば一生、しっかり噛めて美しい歯、口を維持しましょう!

将来の予防を踏まえて綿密に計画された治療には、時間がかかるかもしれません。しかし、その治療を受けられたその勇気と努力には、必ず良い結果がついてくると信じています。

 

 

 

 

ラバーダム 150周年!+1年

左の写真の真ん中にある白っぽいもの…? 歯です。実はこれ、治療中の写真です。この歯の隣には別の歯が並んでいます。この青いシート、治療する歯を口の中から隔離するためのシート、“ラバーダム”といいます。

こうすることでいろんな良いことがあります。

・治療中に口の中の細菌が再び歯の中に入るのを防ぎます
・治療中に口の中が乾燥することを防ぎます
・治療に使う水や消毒薬などが口の中に入るのを防ぎます
・治療に使う小さな器具が口の中に落ちてしまうのを防ぎます
・治療する歯が見やすくなります
・バキューム(吸引器)をノド元に入れずに済みます
・患者さんは治療が楽になり、歯科医もその歯に集中して治療しやすくなります

実はこのラバーダム、決して新しいものではないのです。その歴史は古く、1864年にニューヨークの歯科医Barnumにより考案されました。この画期的な発明を無報酬で歯科医療のために提供したと言われています。今からなんと150年前、日本は江戸末期です。

ラバーダムは、基本的な術式としてすべての歯科医が大学で必ず教わります。あらゆる治療を成功させるには、基本に忠実であることがとても大切だと考えていまていす。

歯科医の仕事はその多くが細菌との戦いですので、このように隔離することは、治療中に細菌を歯の中に感染させないようにするために極めて有効です。しかし日本ではほとんど使われていません。歯の根の治療(神経の治療)をするときにラバーダムを使う頻度は、アメリカの90%以上に比べて、日本はわずか5%という報告もあります。

船曳歯科クリニックでは、根の治療の際は、必ず使用しています。

歯の寿命が延びますように…

生涯、再治療せずに済みますように…

治療が少しでも楽になりますように…

なぜ歯を磨くの?

誰しも歯は毎日磨いていることでしょう。しかも一生懸命。

なぜ磨くのか?

食べカスをとるため?

歯科医や歯科衛生士が教えているプラークコントロールの目的は、そうではありません。

歯の表面にベッタリついた細菌(プラーク)をとるためです。

むし歯と歯周病の原因は、歯についた細菌(プラーク)です。

だから歯の病気を予防するには、食べカスではなくて、細菌(プラーク)に着目しなければなりません。

 

 

 

そこで、歯を毎日正しくお手入れするには、次のことが大切になります。
  • ●細菌は目に見えません。ですから写真のようにプラークが染まる薬で染め出さないと見えません。
  • ●染め出す方法、染め出した部分を自分でチェックする方法を一度はしっかり教えてもらわなければできません。染め出すお薬、歯の裏側を見るための小さな鏡も必要です。
  • ●染まった細菌をとるテクニックを長い一生の中で一度はしっかり教わる経験が必要です。少々時間がかかっても徹底的に教わることが大切です。その機会は、早ければ早いほど良いです。
  • ●デンタルフロスを正しく使うことが基本です。
  • ●そのテクニックを使えば、完璧にプラークコントロールできる歯にしておきましょう。虫歯の穴があってはいけません。詰め物にすき間があってはいけません。歯石がついたままではいけません。歯ブラシやフロスが届かないところに親知らずがあってはいけません。
  • ●その後もプラークコントロールが正しくできているか?定期的に専門家(歯科医と歯科衛生士)にチェックしてもらいます。

そのような歯のお手入れの基本を知らずに、一生、一生懸命ゴシゴシ磨いている方がなんと多いことでしょう。

かけがえのない歯を大切に守ろう!と本当に思われるならば、是非正しいプラークコントロールの仕方を習得してください。

そのために、歯科医や歯科衛生士から徹底的にその方法を教わってください。

あなたの歯を守るために、真剣に協力してくれる歯科医や歯科衛生士に出会ってください。

そうすれば必ずあなたのお口の将来は変わります。

1月休診のご案内

1月17日(土)は、臨時休診となります。
ご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

年末年始休診のお知らせ

いよいよ師走に入りました。年末年始の休診日をお知らせいたします。

12月28日(日)~1月4日(日)休診いたします。
年末は12月27日(土)まで 年始は1月5日(月)より診療いたします。