削って詰めるだけでは虫歯は治りません。。。

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虫歯ができて歯医者に行くと多くの場合その虫歯を削って詰めます。

虫歯はご存知のように、歯が溶ける病気です。

進行すると歯を失うことになります。

治療を繰り返すたびに歯は小さくなっていきますので、将来その歯が失われるリスクは高くなります。

大事なことはいかに治療を繰り返さないようにするか!ということです。

歯が溶けるためには必ず原因があります。

原因もなく勝手に歯が溶けることは絶対にありません。

削って詰めただけでは、歯が溶けた原因が無くなるわけではありませんので、再び歯が溶ける可能性は残ります。

本来の虫歯治療は、もう歯が溶けないようにすることです。

アメリカでも数十年前はDrill Fill Bill といって、削って詰めて請求する…という治療がスタンダードでした。

しかしそれでは歯の、口の健康を守ることはできないことに気づき、この削って詰めて…というだけの虫歯治療は過去の古典的な歯科治療として否定されています。

必要なことはなぜこの歯が溶けたのか?という原因を着きとめ、その原因を無くしていくことですが、それには歯科医の協力が必要です。

私どもの船曳歯科クリニックをはじめ、Good Smile の各クリニックでは デンタルドックを行ない、しっかり病気の原因をつきとめます。

歯科医は口の中の病気を治すために存在します。

穴を詰めたり、歯を入れるだけの職人ではありません。

もっと科学的な存在です。

大学でもそのための勉強をしてきました。

虫歯や歯周病の確実な治療は、予防であると言えます。

ご自分の歯を大切に考えられるならば、是非予防を第一に考えている歯科医と出会われ、大切な歯と口の健康を守ってください。。。

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