噛むという動作では、けっこうな速さで口が動きますけど、唇もほっぺたも舌も咬まないで、上手に食べ物だけを噛みつぶします。
そのとき舌やほっぺたや唇を使って、ひと咬みひと咬み食べ物を歯の上に乗せているのです。
硬さや大きさをちゃんと計算してコントロールしてるのです。
しかもかみ砕いたものを飲み込む動作がこれにつづきます。
これはすごいことです。ロボットでも、まだこの素早く複雑で細やかな動作は、再現できないのではないでしょうか?
新しく入れ歯を作ったときに、なかなかすぐに使えないことがあります。それは脳がその入れ歯の形や使い心地を覚えて計算できるまでに時間がかかるからです。
とにかく口の感覚はかなり繊細で、機能も満載なので、頭で計算している情報量もむちゃくちゃ多いのです。(※以前のブログ「ペンフィールドの地図」参照) これがいわゆる慣れるということなのです。
そのような大切な口の機能を支えているのが歯です。歯を大切にしましょう。。。
歯は老化と共に失われるのではなく
身体の他の臓器と同じく
一生涯寿命とともにあるべきものである
ハロルド・ワース
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