【本日のラバーダム】虫歯~その③~

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では、今回の虫歯について検証してみましょう。

歯髄まで進行して広い範囲の激痛の原因になった今回の虫歯は、詰め物の下で進んでいました。

外から見ても穴は開いていないのでわからないです。

よく見ると詰め物がグレーがかっているので、何かおかしいと気づいたかもしれませんが、少なくとも分かりにくいです。

歯科医や歯科衛生士が見れば、詰め物の下に黒い虫歯があるのでは?と疑うレベルです。

このように詰め物の下の虫歯に自分で気が付く機会があるとすれば…

①痛くなる

②詰め物がはずれて大きな穴が開く

概ねこの2つです。

今回はまさに①だったわけです。

①や②が起こるのを待っていると今回のように歯髄が犠牲になる可能性が高くなります。

①や②を未然に防ぐ方法は2つ

自分でときどき鏡を見て少しでも異常を見つければ歯科医に相談する→セルフチェック

これは大切なことです。ときどき鏡をじっくり見て観察してみましょう。

専門家ではない一般の人は正しい診断はできないかもしれませんが、このことがきっかけでいろいろな問題が発見、解決されるかもしれません。

でも上の奥歯はなかなか見えないでしょう。

歯医者が使うデンタルミラーを使っても、明かりが少なかったり、ミラーがくもったりでなかなか見えないと思います。

定期的に歯科医院でチェックを受ける

これもまた大切なことです。自分では見えないところも見てもらえます。

歯を大切にしたいと思われるならば、絶対に必要なことです。

歯石を取ったりクリーニングすることも大切ですが、時間をかけてじっくり診てもらえる歯医者さんがおススメです。

些細なことでも相談できて親身になってくれる、信頼できるかかりつけの歯科医や歯科衛生士がいれば心丈夫です。

船曳歯科クリニックでは、口全体の健康を取り戻された後にメンテナンスをしています。

すでに10年、20年とメンテナンスに来られている方が多くおられます。

中には私の父の時代から50年以上来られている方もおられます。

ここでもう一つ重要なのは「時間軸」です。

例えば小さな虫歯があっても5年前から進行していないとわかれば、削らずに安心して経過を観ておくことができます。

5年間新たな虫歯ができなければ、おそらく来年も大丈夫だろうと予測が立ちます。

逆に5年間虫歯ができなかったのに、今回虫歯が見つかったような場合、何か生活に変化があったか?口にする嗜好品に変化があったか?もう一度虫歯の原因を見直すきっかけになります。

このようなことは、なかなかその瞬間だけでは判断できないので「時間軸」で診ることがとても参考になるのです。

歯の健康、口の健康を守るには、痛くなるのを待っているのではなく、知らず知らずのうちに進んでいる病気にできるだけ早く気付くこと。

そして「削って詰めて」だけの「臭い物に蓋をする式」ではなく、少し時間はかかっても病気の原因をなくす「予防中心主義」の治療をすすめましょう。

きっといままで悩んでいたこと、心配していたことが解決されるはずです。

神戸 三宮 各線三宮駅からフラワーロードを南へ約5分 神戸市役所東向かい
船曳歯科クリニック 078-222-8020

 

 

 

 

 

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