子どもがむし歯にならないように、仕上げ磨きや甘いお菓子の摂取に私を含めて親は気を使います。
子どもが小さいうち(まあ3~4歳くらいまで)は、砂糖が入った甘いものを親がかなり管理できるでしょう。
幼稚園や保育園、小学校を通して子どもが集団の中で自立していく過程で、友達との関係がでてきます。
周りの友達がみんなアメちゃんやハイチューやプッチョなんかの甘いお菓子をのん気に食べていると、自分もほしくなるものです。
そこで親はどうずるべきか?
実際その場に居合わせることもあるでしょうし、目が届かないこともあるでしょう。
いままで家庭では禁止できていたものを許すべきか?ビシッと禁止しつづけるべきか?
私自身も迷います。
完全にビシッと禁止するのも行き過ぎのような気がしますし、完全に解放するのも心配です。
「今日はこれだけね」と制限を設けることは必要だと思います。
その頃になれば、自分である程度制限できるように理屈をやさしく教えてあげることが大切だと思います。
また上にお姉ちゃんやお兄ちゃんがいてる弟や妹は、お姉ちゃんやお兄ちゃんが食べているのを見て、自分も同じようにほしがるので、早い段階で甘いお菓子に接することになるでしょう。
では、子どもの歯を守るために大切なことは…
親が自分の歯を大切に思うこと。予防についての正しい知識を持つこと。守るための正しい方法を知って実際に毎日行なうこと。です。
同じことを子どもにしてあげるのです。
完璧でなくてもいいのです。そもそも完璧なんてないのですから…
しかし「私はいいから、子どもの歯はなんとか守ってあげたい」ではうまくいきません。
まずは親自身から…ということです。
自分の歯や、歯の管理の方法(守り方)にご不安のある親御さんは、是非かかりつけの歯科医や歯科衛生士に相談してみましょう。
そのための歯科医であり、歯科衛生士であり、歯科医院だと思います。
子どもの歯を一番守りやすい立場にあるのは、間違いなく親ですから…