抜かずに歯を延命させる治療

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本日のラバーダム

私の父の時代から50年以上メンテナンスされている患者さん
80歳代で24本の歯があり、なんでも食べられとても元気でいらっしゃいます。
本日もそごうでお買い物されたらしく、大きな荷物を持って来られました。

今回は痛みがあるとのことでよく診察してみると、神経(歯髄)の治療が必要であることがわかりました。
神経の治療を行いましたが、年齢的なこともあり神経がとても細くなっていました。
本日の治療では、細くなった根管(歯の根の中にある神経が入っている管)を探すのにとても時間がかかりましたが本当によくがんばっていただきました。
5時に来られてクリニックを出られたのは7時前でした。
がんばっていただいたおかげで、無事神経の治療ができました。

この歯は手前の歯とつなぐブリッジという方法で治療されている歯です。
このような歯にラバーダムをするのには少し工夫が必要でしたが、うまくいきました。

長年使われてきたブリッジもはずさすに治療できてよかったです。

この歯もまだまだ使えそうです。よかったです。

※ラバーダム
写真のラバー製の青いシートのことです。
歯の治療中に唾液とか口の中のバイキンが歯の中にはいらないように防ぎます。
また治療に使うお薬とか水が口の中に入るのを防ぎます。
患者さんも歯科医も治療が楽になります。

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