もう何十回読んだでしょうか。小学生のころからの愛読書です。
小学生のころは、毎週本屋さんに走って少年チャンピオンを買っていました。
当時の少年チャンピオンには、ブラックジャックの他に、マカロニほうれん荘、750ライダー、らんぽう、ガキデカ、そしてドカベンと、どの作品も漫画史に残るようなものばかりでした。
いまから思えばなんと贅沢なラインナップでしょう。。。
その中でも飛びぬけて夢中になったのがこのブラックジャックです。
無免許のすご腕外科医が活躍する手塚治の漫画です。昭和の時代、手塚治がまだバリバリの現役の時期にリアルタイムで手塚治の漫画を読んでいたんだなあ…と改めて過ぎた年月の長さを感じます。
手術の場面など、当時ではその描写がリアルだったからか最初は“恐怖コミック”に分類されていましたが、途中から“ヒューマンコミック”と人間ドラマとしての扱いに変わりました。
毎週決められたページ数の中に一話完結のすごいドラマがあって、どの話もハズレなしでした。
手塚漫画は、どの作品も漫画なので基本的にはファンタジーの世界ですが、きれいごとではすまない人間の内面を写し出しているような、生きている実感を感じるというか、その分ファンタジーだけどリアルに感じるというか、哲学的というか考えさせられるテーマが多いように思います。
ブラックジャックは、小学生のころに週刊の少年チャンピオンで読んで、単行本をそろえて、大学生のころにはハードカバーでそろえなおして、と何度も何度も読んでいます。
多感な少年時代にブラックジャックに出会って、人間形成というか、人格形成というか、大袈裟ではなくて頭の中が形成されるときに影響はあったと思います。
また大実業家の不良息子・アクドが登場する第1話「医者はどこだ!」から読んでみようかと思います。
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